私たちは、技術的強みを十分に生かして、地球の限りある資源を有効活用し、持続可能な発展に寄与するべく、環境・社会課題の解決に貢献することを目指します。

その目標に向かって、社会から信頼され、持続的に発展していけるよう、以下のとおり、企業活動の様々な局面において、高い規範意識をもって行動します。

1 自覚・責任

私たちは、企業活動は社会からの信頼を基礎とするとの認識のもと、企業の社会的責任を明確に自覚します。

2 法令順守と公平・公正

私たちは、国内外の法令や規範を遵守し、顧客、取引先、協力会社、行政機関、地域社会などに対して、また従業員相互間においても、公平かつ公正な態度を以て企業活動を行います。

3 ステークホルダーの尊重

私たちは、顧客、取引先、株主、協力会社、行政機関、地域社会、従業員などのステークホルダーの利益を尊重し、密接なコミュニケーションを基礎として、企業活動を行います。

4 顧客満足

私たちは、顧客に提供する製品・サービスの品質の確保に真摯に取り組みます。また、顧客との積極的な対話を通じて、顧客の満足を追求します。

5 説明責任・透明性

私たちは、企業活動における対外的説明責任の重要性を認識し、企業活動の透明性を保ちつつ、適切な情報開示に尽力し、開かれた姿勢を維持します。

6 公正な事業慣行

私たちは、公平・公正な態度で企業活動を行い、賄賂を含むあらゆる形態の不正に関与せず、公正な競争を通じて、経済の健全な発展に貢献します。また、私たちは反社会的勢力と一切の関係を持ちません。

7 環境・安全

私たちは、環境負荷の低い製品・サービスを提供し、生態系を含む環境保護に努力します。また、私たちは、安全の確保は企業の社会的責任であると認識して、企業活動を行います。

8 人権の尊重

私たちは、すべての人の尊厳と権利を尊重し、人種、性別、宗教など、事由の如何を問わず、不当な差別に反対します。また、私たちは、取引先等に対しても、人の尊厳や権利の侵害及び不当な差別を行わないことを求めます。

9 雇用・労働

私たちは、一切の強制労働や児童労働を行わず、取引先等に対しても、一切の強制労働や児童労働を行わないことを求めます。経営陣は、従業員が安全で心身ともに健康で自己の有する能力と技術を最大限に発揮できる環境を整備し、人を活かす経営を実施します。また、組合結成の自由と団体交渉権を含む従業員の権利を尊重し、密接な対話を通じて、従業員との良好な関係を構築します。

10 情報管理

私たちは、企業活動において、法令等に基づき必要とされる記録、報告を適切かつ明確に行い、記録を保存します。また、顧客、取引先、自社の秘密情報が不当に漏洩しないよう十全な情報管理を行います。

11 科学・技術

私たちは、国内外の英知を結集して研究開発を強力に推進し、革新的技術を創出します。また、私たちは、自社の知的財産権のみならず他社の知的財産権の重要性を十分に認識し、尊重します。

12 コミュニティ貢献

私たちは、事業そのものを通じて広く地域社会へ貢献します。また、各国・地域の文化や習慣に対する関心を高め、深く理解することで、地域社会からの期待に応えます。

13 規範の共有

経営陣は、本憲章の精神の実現が自らの責務であることを認識し、本憲章を広く知らしめ徹底を図ります。また私たちは、取引先等に対し、人権や雇用・労働に関連する規範のみならず、本憲章に掲げるすべての規範の共有を図ります。